JAながさき西海いちご部会の若手生産者らで組織する「県北若手いちご塾」は7月上旬、させぼ北部営農経済センター管内のほ場で育苗に関する現地研修を開きました。県北の若手イチゴ農家、県、JA営農指導員らあわせて24人が参加しました。
「県北若手いちご塾」は、イチゴ栽培に関する基礎技術や病害虫防除、新技術などを学び、情報交換を行なうことで自身の栽培技術向上に活かしてもらうことを目的に年2回開催。今回は健全で元気な苗作り(育苗管理)をテーマに佐世保いちご部会の赤木孝光さんのほ場で実施され、実際に苗を見ながら切り離しの時期や肥培管理、樹勢低下時の対応など様々な質問が飛びかい、参加者同士での活発な情報交換も行われました。
赤木さんが若手農家に向けて「一生勉強です。失敗を繰り返して、そのあとどうしていくかが大切です」と熱い気持ちを伝えました。
同組織では、今後も若手の生産者の栽培技術の向上や経営向上のため、積極的に情報交換を行なう場を設け、交流を深めていきます。