JAながさき西海は3月5日、佐世保市社会福祉協議会に米1320キロを贈りました。米は佐世保市内の水稲部会員26人が新型コロナウイルスの影響により、生活に困っている人へ支援するため提供。
世知原低温農業倉庫であった贈呈式には社会福祉協議会の職員やJA役職員や女性部員ら30人以上出席。同JAの松田辰郎組合長が社会福祉協議会の深堀寛治会長にお米を手渡しました。
贈呈した米は佐世保市社会福祉協議会を通じ、市内子ども食堂や児童養護施設にその日のうちに届けられたほか、現在コロナ禍で生活に困窮している世帯や市内大学などの留学生にも配布されます。
松田組合長は「寄贈先は地域の未来を担う若い世代の方々でなので、お米をしっかり食べていただき元気に夢の実現に励んでほしい」と話しました。
JAながさき西海女性部は、子ども食堂へ農作物などの提供や食育イベントなどを実施。今年度はコロナ禍で、困窮世帯の増加や留学生らの生活難が顕著となる中で「さらに何か協力できないか」との思いから、同JAと女性部の対話会で協議され、今回の実現となりました。