島原雲仙イチジク 県下一の出荷を目指す

JA島原雲仙北部基幹営農センター管内の瑞穂地区野菜集荷場で、7月下旬からイチジクの出荷が始まりました。

11月までに前年比105㌫の6㌧(1パック/250㌘)の出荷を見込んでいます。同センター管内で8月上旬、出荷目ぞろえ会を開き、出荷規格を確認し品質の良いイチジクを出荷しようと申し合わせました。

8月下旬から9中旬にかけて最盛期を迎える予定。今年産は、生育期に好天が続き、気温が高かったため生育が前進し、年よりもやや早い出荷となりました。病害虫がやや出ているので、防除の見極めが大事。

目ぞろえ会では、等級の明確化、1果あたりの重量の確保や適期収穫、出荷について検討しました。果実の形状や果皮の亀裂、着色、病害虫の有無などを確認し、等級の基準を設定していました。

西田さんは、「これから3~4ヵ月出荷が続くが、よりよい品物で市場にアピールしたい」と話しました。センターは、「高品質なイチジクを県下で一番多く出荷したい」と話しています。